「比較的、手軽に留学ができる」と人気のフィリピン留学。
格安で留学できることや、距離的にも日本から行きやすいことなど、魅力も多いフィリピン留学ですが、本格的にフィリピン留学を検討される方向けに基本情報から事前に知っておきたいポイントまでまとめてみました!
まだ留学をするか迷っている、という方はもちろん、これからフィリピン留学に出発するという方も、ぜひご覧ください。
【基本情報・知識】フィリピン留学とは
まずは簡単に、フィリピンについてご紹介します。
フィリピンの基本情報
国名(正式名称) | フィリピン共和国(Republic of the Philippines) |
---|---|
首都 | マニラ(Manila) |
面積 | 298,170平方キロメートル(日本の約8割)。7,641の島々がある。 |
人口 | 1億903万5,343人(2020年フィリピン国勢調査) |
公用語 | フィリピノ語・英語 |
民族 | マレー系が主体。ほかに中国系、スペイン系及び少数民族がいる。 |
宗教 | ASEAN唯一のキリスト教国 |
気候 | フィリピンは1年を通して気温・湿度の高い熱帯モンスーン型気候で、年平均気温は26〜27℃。雨期(6〜10月)と涼しい乾期(11〜2月)、暑い乾期(3月〜5月)の2つに分かれます。 |
時差 | 日本との時差は、マイナス1時間 |
通貨 | フィリピンペソ(Philippine Peso) |
引用:フィリピン基礎データ|外務省| https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/philippines/data.html
引用:基本情報 | 【公式】フィリピン政府観光省|https://philippinetravel.jp/about/
フィリピンの治安について
日本に比べると、治安の悪いイメージもあるかもしれませんが、近年治安は少しずつ改善されており、安全に楽しめる地域もあります。
ただし、旅行者や留学生がスリや置き引き、詐欺、引ったくりに遭う被害も多いため、繁華街などは注意が必要です。また危険な地域には近づかないようにしましょう。
【📝 確認ポイント】
外務省のホームページで最新の「フィリピン危険・スポット・広域情報」を確認することができます!
▶フィリピン危険・スポット・広域情報|海外安全ホームページ|外務省
フィリピンへのアクセスについて
日本からフィリピンへは、4~5時間程度で行くことができます!
詳しい行き方は一般的に以下の2つのいずれかになります。
(1)マニラ・セブ島の場合:直行便(数多く運航されています)
(2)その他の地域の場合:マニラで国内線に乗り継ぐ
フィリピンの公用語が英語の理由とは?
基本情報に記した通り、フィリピンの公用語はフィリピノ語及び英語です。
学校教育も英語が中心に行われており、フィリピンの人にとっては、英語が一般的のようです。
フィリピンの公用語が英語となっている背景には、歴史的な理由があります。
戦後のアメリカとの関係により、アメリカの影響を強く受けてきたためです。
留学する際は、その国の歴史などの知識もある程度つけていけるとよいですね◎
フィリピン留学、どんな目的に向いている?
留学の目的は、人によって様々かと思いますが、フィリピン留学は以下のような目的の方におすすめです!
【💡 こんな目的の留学におすすめです!】
🔵 語学留学
🔵 2カ国留学
🔵 社会人留学・法人研修
🔵 親子留学
フィリピン留学のレベル感について
フィリピンへの留学におすすめの語学(英語)レベルは「初級〜中級」の方です。
上級者向けのビジネス英会話などの専門スキルを学ぶことのできる学校もありますが、一般的には初級〜中級レベルの学校が多い印象です。
フィリピン留学の特徴
欧米への留学と異なるフィリピン留学ならではの代表的な特徴をいくつかご紹介します!
日本から気軽に行ける距離にあり、短期留学も実現可能!
日本から4~5時間で到着する距離にあるフィリピン。
「近くて行きやすい」は嬉しいポイントですよね。
留学が低価格で実現できる!
欧米への留学に比べて、留学を格安で実現できることもフィリピン留学のメリットです。
マンツーマンレッスン中心の授業が受けられる!
フィリピンでは、格安で実現できるにも関わらず、マンツーマンレッスンが中心となる学校が多いです。自分のペースで学ぶことができるので、安心して留学に出発できますね。
憧れのビーチリゾートも実現可能!
セブ島やボラカイ島などリゾート地への留学も可能!
オーシャンビューの部屋がある学校もあるので、ぜひ調べてみてくださいね。
まだまだおすすめしたい特徴はあるのですが、その他の特徴は以下の記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。
(デメリットも合わせて紹介しています!)
フィリピン留学、どんな人におすすめ?
フィリピン留学の特徴をご紹介しましたが、留学の目的や重視するポイントは人それぞれです。
留学の目的やご自身の生活スタイルによって向き不向きがあるため、”フィリピン留学が自分に合っているのか”、ぜひ以下の記事の適正チェックリストを活用して、調べてみてください。
フィリピン留学の人気都市(地域)
フィリピンには、様々な地域に語学学校があります。
語学学校のある主な地域をご紹介します。
● セブ(Cebu)|セブ島
フィリピン留学といえば「セブ」と言っても過言ではないほど人気のセブ!
世界有数のリゾート地でもあります。留学生の多くから選ばれる人気地域です!
● バギオ(Baguio)|ルソン北部
バギオも人気の地域です。高地にあることから年中冷涼な気候で、平均最高気温が26℃を超えることはなく絶好の避暑地となっている点が魅力です。
● クラーク(Clark)|ルソン中部
アメリカの空軍基地だった過去をもつ地域のため、英語を母語とするネイティブも多く在住しています。そのため、他の地域に比べるとネイティブ講師が在籍する学校も多い印象がある点が魅力です。
● マニラ(Manila)|ルソン首都圏
人口密度の高い港湾都市として栄え、スペイン植民地時代の建築物とモダンな超高層ビルが混在しています。最大の特徴は、大都市であることです。
● ダバオ(Davao)|ミンダナオ島
元大統領ドゥテルテ氏が市長の時に、治安改善に努めたことにより治安が良く物価も安いことが特徴です!年間を通して天候が安定している地域でもあります。
● ターラック(Tarlac)|ルソン島
治安も良く、観光スポットも各所にある一度は訪れたい地方都市です。農村地帯のため、穏やかな印象の地域です。
● イロイロ(Iloilo)|パナイ島
フィリピンで9番目に人口の多い都市です。街も整備されている地域もあるため、比較的落ち着いた環境です。
● ドゥマゲッティ(Dumaguete)|ネグロス島
比較的大きな都市です。学校が多いため、街に学生が集まっていることが特徴です。
● バコロド(Bacolod)|ネグロス島
有名な観光地はないですが、じっくり勉強に集中したい!という方はゆったりと生活できる環境でおすすめです。
フィリピン留学の費用
アメリカなどの欧米への留学に比べて、比較的、低価格での留学が実現できるとお伝えしましたが、実際どのくらいの費用がかかるのか、目安をご紹介します。
【💡 期間別の費用(目安)】
🔵 1ヶ月の短期留学:約15〜30万円ほど
🔵 3ヶ月の留学:約35〜70万円ほど
🔵 6ヶ月の留学:約65〜130万円ほど
上記は、学費・居住費・生活費込みのプログラムを利用した場合の目安です。
(海外保険費やビザ申請費、交通費などは含みません)
もっと詳しい費用の内訳などの詳細は、以下の記事でご紹介しています!
フィリピン留学で少しでも安くおさえるコツもぜひチェックしてくださいね。
フィリピン留学までの流れ
検討からフィリピン留学に出発するまでの流れを簡単にご紹介します。
(1)3~4ヶ月前まで:留学検討
● 留学予算を決める
● 地域(都市)・学校・出発時期を決める
● 学校の空室があるか確認し、申し込みを完了させる
● パスポートの取得
右も左も分からないという方は、留学をサポートしてくれるエージェントに相談することをおすすめします!
(なるべく複数のエージェントで無料カウンセリングを受けて、ご自身と相性の良い担当者を見つけることが大切です)
エージェントを活用すれば、学校の申し込みなど出発までの手続きもサポートしてくれるので安心です。
フィリピン留学でおすすめのエージェントについては、以下の記事で紹介しています。
(2)1ヶ月前まで:準備
● 費用のお支払い
● 航空券の手配
● 海外旅行保険への加入
● 事前英語学習
(3)1週間前:持ち物の準備
忘れ物がないように早めに持ち物を準備しましょう!
(4)当日:出発
いよいよ出発です!不安なことは語学学校やエージェントのスタッフに相談しましょう。
フィリピン留学前に注意すべきこと・トラブル対策
現地で安全に生活するため、また快適な留学生活を送るために事前に知っておきたい注意点をご紹介します。
治安が心配の地域もあります
観光地としても人気が高まっており、以前に比べると治安は良くなってきていますが、危険な地域は事前に調べて、トラブルに巻き込まれないようにしましょう。
事前にエージェントや語学学校のスタッフに確認すると安心ですね。
外務省で発表されている「フィリピン危険・スポット・広域情報」もぜひ参考にしてください。
▶フィリピン危険・スポット・広域情報|海外安全ホームページ|外務省
日本に比べてインフラが整っていないことは理解した上で出発しましょう
日本の生活に慣れていると、フィリピン生活で不便だなと思うこともあるかもしれません。
例えば、以下のような点は理解した上で留学を決定することをおすすめします。
【😖 生活で不便と感じる可能性あること】
❎ Wi-Fiの通信速度が日本に比べて遅い
❎ シャワーの水圧や温度が気になる
❎ トイレにやや不快さを感じる可能性あり(トイレットペーパーを流せない等)
ビーチリゾート留学へのこだわりがある方は、事前確認をよくしましょう
ビーチリゾートとして人気のセブ島留学を考えている方も多いと思いますが、セブ島の全ての語学学校がビーチの目の前にあるわけではありません。
ビーチリゾート留学をしたい!と考えている方は、事前に語学学校の位置を確認するなど、入念に検討しましょう。
安易に短期留学を選択するのはやめましょう。期間は目的に合わせて検討を!
フィリピン留学は、最短1週間ほどから実現可能です。なるべく安く留学したいなど様々な理由で短期留学を検討される方も多いと思いますが、滞在期間が短いと、その分、英語スキルをバランスよく伸ばすことが難しい可能性も高いです。
ご自身の現在のスキルや何を目的としているかをよく考えて、留学期間を検討するようにしましょう。
【参考】フィリピン留学の先輩たちの体験談
ここまで、基本情報や留学前に知っておくべき知識をご紹介してきました。
まだまだ不安な方、迷っている方も多いかと思います。
留学生活の様子をもっと知りたい!という方は、実際にフィリピン留学を経験した方が運営するブログを読んでみることをおすすめします。
以下の記事では、個人で運営されているブログを紹介していますので、ぜひご覧ください。
自分に合った素敵な留学生活を!
いかがでしたか?
今回は、フィリピンに関連する情報を、盛りだくさんでお届けしました!
留学を検討される方やこれからフィリピン留学へ出発される方の参考になれば幸いです。
現在、ZOOMによるフィリピン留学無料相談も受け付けていますので、ぜひお気軽にご相談ください。
▶【無料】ZOOMで気軽に!フィリピン留学無料個別相談受付はこちら
この記事へのコメントはありません。